• 住まいは窓から

    日本の住宅性能は残念ながら先進国の中で
    最も遅れをとっていることは、以前このブログで
    書かせていただきました。

    牧野邸 (4)
    この夏も家が暑く子供がグズるので、
    ついついショッピングモールに行ってしまった
    という方も多かったようです、、、

    最近の新しい家でも、ほとんどの家が断熱不足、、、
    Sモールが必要以上に増える
    大きな要因の一つかもしれません。

    断熱不足のモールの建物は、
    冷房負荷が大きくエアコンが効き過ぎているので
    一時的に涼しく「快感」は得られても
    「快適」を得る事はできません!
    長時間そこにいると身体が冷え過ぎるからです。

    夏バテも、このような建物の性能が
    大きく影響していると思います。

    これでは、家を楽しむこと
    暮らしを楽しむことは大変難しい状況です。

    本当の温熱環境の「快適」を手に入れる為には
    日本の任意基準である
    「次世代省エネルギー基準」の家では
    断熱不足であることを、
    先ずは理解しなくてはいけません。

    なので、アイトフースでは、真夏と真冬時期に
    実際に建築させていただいた住まいの
    完成見学会をあえて多く行わせていただいています。

    目に見えない本当の温熱の「快適」を
    お伝えすることは困難極まりないことで
    本来、住んでいただいてから
    満足していただければ良いという
    考えではあったのですが、、、
    時代の流れというか
    きっちりと明確にお伝えしなければ
    いけない状況になってきました。

    IMG_0154
    一般に建築業界でも断熱というと、
    床壁天井などの見えない部分の断熱
    ばかりをいいます。
    「大事なものは目に見えない」ということですが、
    最も大事な部分でありながら、
    しかも目に見えているのに拘らず
    大事にされていないパーツがあります。

    それは「窓」です!

    窓は、通風や採光のための重要パーツですが
    同時に熱の移動も大きく起きる部分でもあります。

    日本の窓メーカーは、昨年からやっと性能値を
    堂々と、示せる製品を出してきたばかりですが
    ほとんど、普及していない状態で価格も高価です。

    国内の高性能な輸入窓のシェアは、ほんの僅か、、、
    ということは、新築も含め
    日本の住宅のほとんどが断熱不足、、、

    最近の住宅はプレハブでも性能が上がり
    昔の家よりは暖かく涼しいかもしれませんが
    本当の快適には、程遠いということが言えます。

    上の資料についてですが
    熱は、高い方から低い方へ移動する性質があります。
    そのため、冬は室内の暖められた熱は外へ逃げ、
    反対に夏は、冷房で冷やされた室内に
    外の暖かい熱が入ってきます。
    これは、一般に熱損失(ヒートロス)と
    呼ばれているものです。

    いくら壁・天井・床に断熱性能を上げても、
    熱はどんどん窓やドア(開口部)から
    逃げたり侵入したりするわけです。

    上の資料からも明解なように、
    夏季は、窓から約70%もが外気の熱に
    影響されているのです。

    涼温快適な家づくりに何が最も大切かを
    物語っている資料で、住まいづくりの最重要ポイントと
    言っても過言ではありません!
    これを理解できない人はいないはずですし

    少しばかり挑戦的になってしまうのですが
    大手ハウスメーカーの研究所も当然分かりきって
    いることです。
    因みに、窓を含めた断熱性能値を明確に
    され、性能住宅と言える大手ハウスメーカー、、、
    私の知る限り、広島・岡山では2社知るのみです。

    窓の性能を気にしていないということは、
    みすみす、寒くて暑い性能の悪い
    家づくりをしていると思ってよいほどです。
    しかも、中小工務店に比べ、
    はるかに高額住宅なのに、、、

    欧米では、基本的に窓を見れば
    家の性能やグレードが分かると言われる程です!

    DSC00464
    そんなわけで、アイトフースの家には、
    EU諸国の最新鋭の機械を備えた工場で
    生産された高性能な窓やドアを採用しています。

    なぜ、わざわざ海外メーカーの窓を、、、

    一番の理由は、国産品に充分な
    機能(開閉アクション)・性能・価格のバランス
    が望めないことと、外や庭を望む時の
    フレームとしてのデザイン性の問題です。

    現在のアイトフースの窓・玄関ドアの性能値は下記の通りです。


    U=0.77~1.2W/m2・K
    玄関ドア
    U=0.68~0.8W/m2・K

    一般に普及している国産窓ドアの
    少なくても、4~5倍の性能値です。

    DSC00254
    より機能的に開閉するための金物や
    性能値を上げるためのウォームエッジや
    水密性能を上げる為のパッキン材など
    細部のパーツもどんどん進化しているようです。

    因みにアイトフースの窓は、台風時でも
    風きり音すらありませんし、
    豪雨音も気づきにくい程です。

    P1200487

    いつも感心させられることは、広大な工場に
    人が非常に少ないということです。
    木製サッシが当たり前の国ですから
    当然といえば当然なのですが、、、

    日本は世界から見て、「ものづくり先進国」
    「ハイテクの国」「メイドインジャパン」
    というイメージがあると思います。
    しかし、住宅に限っては全く逆で、
    住建材には、優れた物が少なすぎるのです。

    木材や瓦などの品質は良いとして、
    見た目は別として
    ユニットバス(排水の処理や清掃が容易)
    あとは、唯一海外から関心を向けられている
    洗浄機付便器ぐらいのものです。

    強いて挙げるなら、木目調のプリント技術は
    本物より本物に見える?、、、
    これには感心させられるけど、
    「そこにエネルギー注ぐなーっ」て言いたい!

    そんな中でも、窓は最もレベルの低い状態が続いてきました。
    「日本の家が寒い暑い」の原因をつくってきた
    といってもよいほどです。

    窓の断熱性能は、「熱貫流率」という指標で比較します。
    U値とも言い、単位はW/m2(平方メートル)・Kです。
    1m2当たり、かつ1時間当たりに通す熱量を表し、
    小さいほど熱の出入りが少なく高性能であることを意味します。
    欧米などでは、窓の重要性がよく認識されており、
    U値に関して最低基準を設けていますが
    やはり、日本の基準は最低レベル、、、
    しかも、断熱と共に義務化されていないのです。

    既存住宅は仕方がないとしても、
    新築住宅においても売れ筋が
    3.5~4.65W/m2・K
    という低いレベルにとどまっています。
    これでは、涼温快適な家には程遠いわけです。
    どんなに悪くても1.5W/m2・K程度は確保しなくては
    家の中での熱中症やヒートショックは減少しないのです。

    本当に快適な住まいを手に入れたなら

    どんなリゾートも敵わない

    それは、一生続く「快適」という名の

    ご褒美です!

    先ずは、
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    参加されることをおすすめ致します。
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    2016年 10月 15日 土

     
     
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